JAグループ山梨
担い手サポートセンターとは

 JAグループ山梨では、第26回JA山梨県大会において、持続可能なやまなし農業を実現するため、『地域特性を活かした「やまなし農業」の価値創造による農業者の所得増大』『やまなしブランドの向上による農業生産の拡大』を基本目標に掲げ、家族農業を中心とした家族単位にとどまらず地域を単位として、農業の担い手を確保・育成し、それぞれの経営形態に応じた事業提案と営農サポートに取り組むことが求められています。そこで平成29年4月にJAグループ山梨担い手サポートセンターを設置いたしました。
 JAグループ山梨が一体となり、多様化・高度化する担い手ニーズに迅速かつ的確に対応し、組合員の所得向上を目指した営農基盤の強化を図り、「農業所得の増大・地域活性化応援プログラム」等を活用し、やまなし農業を支える担い手の皆様を支援します。

事業実施内容

 JAグループ山梨だけでなく、山梨県農政部、山梨県就農支援センター、山梨県農業会議など、担い手育成・支援に携わる関係機関と情報共有・連携を図り、効果的な取り組みを行います。

  1. JAの担い手体制整備支援
    1. JAにおける担い手支援チームの設置(部署間連携)に向けた推進とJA・センター、県域連携等体制の整備
    2. JAにおける担い手支援に対する課題等情報の収集と共有化
    3. 各JAの課題解決に向け中央会・各連合会事業との連携・調整による担い手支援策の提案
    4. HPの充実等による各種情報の提供
  2. 担い手に出向く体制の
    構築・支援
    1. 県関係機関からの情報の収集と共有化
    2. 農業メインバンクCS調査結果の検討とJAにおける対応の協議
    3. 各JAでの重点巡回担い手(新規参入者・農業生産法人・大規模農家等)の選定・訪問
    4. 担い手ニーズや要望に対するJA・センターの対応の検討と具体的な働きかけ
  3. 担い手育成・レベルアップ支援
    1. 担い手支援に係る補助事業内容の提供と周知
    2. 新規就農支援のための県域関係機関(県担い手農地対策室・県就農支援センター・県農業大学校・県農業会議等)との情報の共有と連携・調整
    3. 新規参入者・新規就農者・農家後継者向け各種セミナー・相談会の企画・開催
    4. 農地取得・農地集積に係る情報の共有、並びに農地中間管理事業の円滑な推進支援
    5. 担い手経営体への税務・経営継承・農業者年金加入相談支援
    6. 集落営農組織・農業生産法人等設立に向けた総合相談対応と運営支援
    7. JA出資法人、JA本体による農業経営の事業開始に向けた総合相談対応と運営支援
    8. 農作業安全・農業労災保険加入等に向けた情報提供等
  4. 人材育成支援
    1. 担い手総合支援の強化、専門研修会等による指導員の資質向上
    2. 営農指導員資格取得支援
    3. 担い手金融リーダーの育成支援
    4. 担い手関連情報の提供
    5. 担い手担当者に必要な知識習得に向けた各種研修会の開催
  5. 担い手の魅力増す
    販売方式の確立支援
    1. 研修会等を通じたマーケット情報の提供
    2. GAP手法の導入拡大や農薬適正使用の啓発等、食の安全・安心への取り組み支援
    3. 地理的表示制度や機能性表示制度等を活用した高付加価値販売への支援
    4. 6次産業化への取り組み支援(JA・6次化ファンドの提案等)
    5. JAを越えた販売方式の検討
  6. 農業所得増大・地域活性化
    応援プログラム総括
    1. 「農業所得の増大・地域活性化応援プログラム」を活用した支援の提案
    2. 「農業所得の増大・地域活性化応援プログラム」の申請取りまとめと審査、活用状況・効果の検証
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